資産運用において一番大切なこと

わたしが初めて株を買ったのは10年以上前だが、資産運用をしていると言えるのは、ここ4年くらいのことだ。

失敗や後悔も多いし、大した経験もないし、資産額としてはゴミ・クズ投資家である。

しかし、ポンコツなりに短い経験の中で、これから資産運用考えてます!というルーキーさんに、これだけは伝えておきたいことがある。

資産運用において一番大切なのは、

自分の資産運用の目的を明確にして、それに適した運用方法を決めること

である、と。

これは、わたし個人の意見ではなく、多くの著名な投資家、資産家が異口同音に主張している。

例えば、インデックス投資の優位性を解説した名著、『敗者のゲーム』の著者チャールズ・エリスも、資産運用を成功させるためのプロセスを5段階に整理し、その第1段階として次のように記している。

 自分自身の長期運用目的の確認と、その達成のための望ましい配分比率の策定

                      『敗者のゲーム 原初第6版』チャールズ・エリス著、116頁

そして、この第1段階が最小コストで最大効果があるのに、多くの人はそれをすっ飛ばして、個別のファンドや銘柄の選択に気を取られていると。

・・・・・・まさに、QUOカード目当てで東映アニメーションの株を買った、10数年前のわたしのことだ。

アメリカ株がいいとか、いや中国株が来る!とか、ゴールドとビットコインどっちが儲かるかとか、投資信託かETFかとか、短期投資か長期投資か、などなど

そんなことに頭を悩ませるよりまず、自分の資産運用の目的と、その目的にあった方法を選ぶことに、全力を傾けるべきなのだ。

資産運用の目的は、個々人によって千差万別。

つまり、資産運用を始める前に、自分の価値観を明確にする必要がある。

手法を選ぶのはその次だ。

そうしないと、海水浴に登山靴を履いて行ったり、エベレスト登山に海パン一枚で行ったりするのと同じことになる。(後者なら、確実に死ぬ)

例えば、遊ぶカネがほしいから、3年で資産を10倍にしたい!と思っている人は、インデックス株投資なんてしている場合ではない。

レバレッジを限界までかけて、個別株投資するべきだ。(大半の人は屍になるので、やるなら自己責任で)

10数年前のわたしがそうだったように、資産運用というと、何に投資する?ということから考えがちだ。

でも本当は、自分が資産運用をする目的、それは突き詰めれば、自分がどう生きたいのかという、人生の価値観をはっきりさせる必要があるのだ。

そこがはっきりすれば、資産運用は半分成功したものといっても過言ではないと思う。

コロナ禍で世界経済が大ダメージを受け、日本経済も不景気入りが明らかになり、自分も何か資産運用を始めなくちゃ、と焦っている人も多いだろう。

でも、慌てて行動する前に、こんなときだからこそ、自分がどう生きたいのか、何を大切にしているかを、じっくり考えてほしい。

幸い、今はネットでも書籍でも、資産運用に関する優良な情報が簡単に手に入る。

詐欺やぼったくりなどの地雷情報に注意しつつ、各々の目的に沿った適切な手法を選んで資産運用し、それぞれの目的地にたどり着けるように、がんばってほしい。

というか、わたしもがんばります、はい。

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