こんにちは、かずしいです。
大晦日に、一人暮らしをしている弟が帰って来た。
弟は、スマホのキャリアはドコモで、月1万円くらい通信料を払っているらしい。
(本体費用は、とっくに払い済みなので、通信料のみでw)
今年3月から、ドコモで月2980円のahamo(アハモ)プランが始まるし、
楽天モバイルなら今は1年間料金無料なので、変えたら? という話をしたら、
何それ?? という返答だった。
お前、月1万もスマホ料金払っとるのに、知らないんかい!
と思ったが、弟の労働環境を考えれば無理からぬことだ。
弟は、工場で2交代制で働いている。
年末は忙しくて、週6日勤務だったそうな・・・・・・。
そんなに働いたらいていたら、帰ったら、
飯を食って、風呂入って、Youtubeを観て、寝る
くらいしかできない。
「スマホ料金高いから、プラン変更しようかな? どこがいいか調べよっと」
なんていう余裕はないし、調べても変更の手続きをする時間も余力もない。
結果、割高なサービスを、ずるずる使い続ける。
そのため生活コストが高く、金がない。
だから金を稼ぐために、労働時間が長くなる。
労働時間が長いから、安いサービスを検討したり、乗り換える時間がない。
結果、割高なサービスを(以下、無限ループ)
ということで、働けど働けど我が暮らし楽にならず状態になる。
それとは逆に、ある程度資産がある人は、労働時間や量を調節することができる。
時間的、精神的余裕があるので、よりお得なサービスを比較検討し、変更することができる。
そして、ますます生活コストが下がり、ますます豊かになっていく。
皮肉な話だが、資産があり、生活に余裕がある人の方が、節約しやすいのだ。
ホームレス支援を行っている「自立生活サポートセンター・もやい」の設立者で元事務局長の、湯浅誠さんが、以前著作のなかで、ある支援者さんの言葉を取り上げていた。
その方曰く、「貧乏には金がかかる」
名言だなあ、と読んだ時に思ったことを、今回、弟とスマホ料金について話していて、思い出した。
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