看護職にはびこる「前残業」の怪

こんにちは、かずしいです。

最近、ネットニュースで「前残業」なる言葉を目にした。

何それ?と調べてみると、

「前残業」とは、始業前に出社して働く時間外労働のことで、看護師や医療業界では、賃金請求しないサービス残業として暗黙の了解になっているらしい。

わたしが以前勤めていた総合病院も、正にこれだった!

働いている当時は、当たり前になっていて意識していなかったが・・・・・・・。

わたしの勤めていた病棟では、8時15分始業、8時30分から朝礼ということになっていた。

しかし、患者さんの情報収集や点滴の準備、入院や手術、検査の準備などがあるため、看護師は1時間前には業務を開始していた。本来は、始業5分前くらいに職場にいればいいのだが、それでは絶対に間に合わない。

タイムカードはあったが、もちろんこの前残業に残業代はつかない。

(それどころか、就業後の残業も1日3時間までしか残業代を請求できない、かつ事前申請制という謎ルールがあり、しかも職場長が見つからなくて申請できないと、サービス残業になることが多々あった)

つまり、看護師はサービス残業が必ず発生することを織り込んだ業務量になっているわけだ。

わたしは前職で3年勤務した。週5日出勤として、前残業が週5時間、月20時間あったと考えると、年間240時間、3年で720時間、タダ働きをしたことになる。1日8時間労働としたら、90日分に相当する。

やってらんねえ。

看護師による一揆が起きないことが不思議である。

わたしは一揆を起こす団結力も気力もなかったため、逃散した。

人には色々事情があって、そう簡単ではないことを承知で言う。

病院だろうとどこだろうと、最低限の法律も守れないブラックな職場は、どんどん人が辞めて、人手が全然足りなくなって、一人あたりのサービス残業を増やすくらいじゃ業務が回らないようになればいい。

そういう状態にでもならない限り、状況改善が望めないと思う。

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