こんにちは、かずしいです。
昨日、新聞の一面に載っている、東京五輪までのカウントダウンを何気なく目にした。
(このカウントダウン自体、もう止めればいいと思う)
オリンピック開会式まで、あと86日、だそう。
7月23日が開会式だから、そんなものか。
実質、あと3ヶ月もない。
それなのに、政府や東京都、組織委員会の、全く準備できてない感が、ひしひしと伝わってくる。
言葉の上では、新型コロナに対する“安全・安心”を謳っている。
しかし、現実は大阪は医療崩壊しているし、首都圏の感染者も増加傾向。
バッハさん接待のために緊急事態宣言も、功を奏しているとはいい難い。
ワクチンの接種も、開催日まで終えるのは、物理的に無理。
今になって、菅首相は、自衛隊まで動員して東京・大阪にワクチン接種会場を運営すると言っているが・・・・・。
皮算用どおりに接種が進むか、怪しい。
そもそも、ワクチン自体が、まだ必要量手元にない。
それに、高齢者を、会場までどうやって集めるの?
自分で行ける、元気な高齢者ばかりじゃないよ?
医療者への接種は、どーすんの?
接種会場で、クラスターにならない?
それ以前に、ウイルス対策にとって、ワクチンは万能ではない。
まずは、検査と隔離が、第一選択だ。
国内では、どちらも全然整備されていない。
橋本会長は、オリパラの選手に、毎日検査すると言っていたが、
東京都の検査数だって1日1万件に満たないのに、それを上回る検査を、
どこで、どうやって実施するつもりなのかは、ノープラン。
大体、選手だけ検査したって、しょうがない。
無観客にするとしても、選手と日々接することになるコーチやボランティア、運営のスタッフ、
マスコミなども検査する必要がある。
しかも、この期に及んで、看護師も、オリンピック用の病床も確保できていない。
組織委員会は、看護師500人を看護協会に要請し、オリンピックのアスリートなど専用の指定病院を30箇所程度確保するつもりでいるらしい。
国内で医療崩壊しているのに、なに言ってんの?
ちょっと意味わからん。
何もかも、1年始めるのが遅い。
検査体制と隔離、医療の再編成にいたっては、始まってさえいない。
今の日本に、オリンピックのような国際大会を実施する資格はないと思う。
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