察する文化は不親切

こんにちは、かずしいです。

年齢だけは立派なオトナなわたしだが、精神年齢は中学生くらいで止まっている。

見た目は中年、中身は中二。地上で最も危険な生物という気がする。

そんなわけで、多くのオトナの女性が当然していること、いわゆる察して動くことが苦手だ。

たまに、わたしに対して不満があってもしばらく何も言わずに、後から「ずっと気になってたんだけど!」とキレてくる方々がいる。こちらの至らなさに申し訳ないが、言わせて貰えば「気になってたならその場で言え」という話だ。こちとらエスパーではないし、察する能力が平均以下なので、言われないと死ぬまで気がつかない。

そういえば、看護実習中も、当日は指導看護師から何も言われなかったのに、翌日ガチギレされるということがあった。ガチギレするなら、その日の内にしてくれ、と思う。犬の躾といっしょで、時間が経つと何に怒られているかわからない。

この手の不満は、妻から夫に対する不満としてよく聞かれる。

そんなこともわからないの!? と世の妻がお怒りなのはもっともだが、大多数の夫は多分マジでわからないのだ。妻はその都度どんどん自分の意見を言い、それでも相手に変化がないなら、離婚するのが一番の解決方法だと思う。

日本人の、特に女性の察する能力の高さは、びっくりするほどハイレベルだ。(わたしのような例外は除く)

日本では、女性は気が利くもの、という文化的な圧力があるため、そうなるように子どもの頃から訓練した結果だろう。ちなみにわたしは、お察しのとおり、子どもの頃から気が利かないとよく言われていた。

それに、日本語自体、ハイコンテクストな言語だ。

同じような文化、生活環境、価値観を共有しているという前提にあるため、みなまで語る必要がない。英語と比較しても、主語を省力する、冠詞がないという点に、日本語のそうした特性が見て取れる。

日本は、コミュニケーション全般において、言わずに察しろ(特に女は)という文化。

そんな中で幼少期から鍛えられた日本の女性が、察する達人になるのは、当然かもしれない。(わたしのような例外は除く)

そんなわけで、超女社会である看護師業界では、察して動くことが当然となる。

わたしも、以前総合病院の病棟で働いていたときは、そういう空気をヒシヒシと感じていた。

少しでも察しが悪いと、気が利かないと陰口を言われたり、自分で気がつかないと意味ないからとわざと問題点を教えて貰えなかったり・・・・・・。

正直言って、なんて効率悪いんだ・・・・・・と思った。

問題点や気になる点があるなら、さっさと教えてあげれば、時間短縮になるし、患者さんも良い看護が受けられるのに。

自分がわかってる問題点をわざと伝えないって、不親切だ思う。

察する文化を是としているせいで、問題点や非効率がなかなか表面化せず、改善しない。

日本の近年の経済や社会の停滞も、そのせいだと言ったら大袈裟だろうか。

察すること、察せられることを待ってイライラするより、言いたいことを言葉にして率直に伝えることが、もっと広まったらいいなと思う。

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