こんにちは、かずしいです。
わたしは、ときどき人から「倹約家だね」と言われる。
(“ケチ”とか“守銭奴”を、やわらかく翻訳して言ってくれているのかもしれないが・笑)
でも、自分では、そんなに倹約しているつもりはない。
必要なものや欲しいものは、結構好きに購入している。
もちろん、予算内であることが大前提だが。
近年漫画にもなった、アメリカのベストセラー『バビロン大富豪の教え』に、
金持ちになるための7つの極意、というものがある。
そのうち、1番目と2番目は、
1. 収入の10分の1を貯蓄すること
2. 欲望に優先順位をつけること
だ。要は、
収入の10分の1は先取りで貯金し、残りの10分の9で叶えられない欲望は諦めろ
ということ。
東京オリンピックの予算と違って、普通、予算は青天井ではない。
すべての欲望叶えることは、不可能である。
予算に上限があるなら、
自分は何にお金を使ったときに、一番幸せを感じるか
ということを理解した上で、お金を使う必要がある。
このとき大切なのは、他人や、世間の価値観ではなく、
自分自身が本当に満足できるものにお金を使うことだ。
世間の価値観というピラミッドの頂点を目指す、のではなく、
自分の満足感という的の正鵠により近いものを探す、といった感じ。
例えば、わたしの場合は、
服は10年以上同じものでもいいが、気になる新刊はすぐ買って読みたい、
外食はしなくていいが、野菜や肉といった素材は品質の良いものを買いたい、
年に一回ハワイに行くお金より、毎日散歩する時間が欲しい、
など。
そんな我慢ばかりの生活は嫌だ! という人もいるかもしれない。
しかし、自分が本当にしたいこと、欲しいものにお金を使えば、
次善のものは全部が諦めても、満足度は下がらない。
本当に欲しいものにはお金をかけ、それ以外はスッパと切り捨てる。
倹約とは、なんでもかんでもお金を惜しんで、貯め込むことではないと思う。
そんな生活は、全然楽しくない。
結局、お金は欲しいものを手に入れるための、手段の一つに過ぎないのだから。
月次な結論だが、倹約とは、支出にメリハリをつけることだ、と思う。
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