こんにちは、かずしいです。
先日、サイゼリアに昼食を食べに行ってきた。
お盆直前の時期だったので、混み合うことが嫌で、無職の特権を活かし、平日の開店時間を狙って店へ。
開店直前に駐車場に着くと、駐輪場に高校生くらいの女の子が一人、駐輪していた。
「夏休みだし、友達とランチにでも来たのかな?」
と私は思ったのだが、彼女は客用の入り口ではなく、従業員用の裏口から入っていった。
その女の子は、サイゼリアの従業員さんだったのだ。
あとで、デザートのティラミスを運んできてくれたので、間違いない。
無職の中年が、平日11時から昼飯を食いに来ている中、高校生(推測)の若人が労働しているとは・・・・・・。
自他共に認める恥知らずな私だが、さすがに己を恥じる心持ちだった。
(でも、昼食はデザート付きで美味しく食べて帰った)
彼女のような人が労働してくれるおかげで、私のような無職でも美味しい外食を楽しむことができる。
ネットや物流が発達し、便利な世の中になったせいで忘れがちだが、結局どこまでいっても、私達が購入するモノやサービスは、人間の労働がなければ提供できない。
すべての財は、人間の労働による産物なのだ。
つまり、その財を産み出す労働者は、めちゃくちゃ価値がある、敬われるべき存在、ということ。
少し前にニュースで、お弁当屋さんの店員さんに難癖をつけ、
「お前の年収、1カ月で儲けてるからな、クズ!」
と恫喝した、あごマスクのおっさんがいたことを報道されていた。
この人、タワマン最上階住まいの成功者(笑)らしい。年収何億なのか知らんが、労働者に敬意を持てない人は、サービスを受ける資格もない。
私もこうした勘違い野郎にならないように、反面教師にしたい。
属性的には、私は実家住まいの無職なので、共通点はないけどね。
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