こんにちは、かずしいです。
最近、家の不用品の片付けを行っています。
出てきた不用品は、可能な限り売れるものはリサイクルに出したり、人に譲ったりしますが、圧倒的に廃棄するモノの方が多いです。
今どき、買ったときよりも高く売れるどころか、中古になっても市場価値があるモノなんて、滅多にないことを実感します。
それどころか、不用品を捨てるにも、手間も費用もかかります。
不用品をゴミに出すときに、毎回思うのは、
「これも、働いたお金で買ったものなんだよな・・・」
ということ。
(私にとっては)過酷な労働に耐え、自分の時間と労力を切り売りして、やっと稼いだお金。
そのお金で買ったアレやコレが、結局最後にゴミになるのなら、自分の時間と労力とゴミを交換していた、ということです。
ゴミに変わってしまうくらいなら、お金のまま残しておけば良かった、と後悔したことは、一度や二度ではありません。
そして同時に、ゴミを買うお金をなくせば、1日13時間働かなくてすむのでは? と気がついたのは、フルタイムで病棟看護師をしているときでした。
自分にとって“本当に必要モノ”には、それほどお金をかからない。
ならば、ゴミ買うお金を稼ぐために、自分を切り売りしてまで働きたくはない。
自分が本当に必要なものを買うお金を稼げば、それ以上の労働は減らして、自分の日常を大切にしたい、と思いました。
それが、私がセミリタイアを目指した理由でもあります。
働くことが好き人や、モノを買うことが好きな人を否定するつもりは、全くありません。
価値観は十人十色、他人を害しない限り、自分の道を突き進めば良いと思います。
ですが、私の場合は、セミリタイアを目指すようになってから、
「これは、自分の時間と労力と交換しても、本当に後悔しないモノなのか?」
と、何かを買うときに、真剣に考えるようになりました。
結果、無駄遣いが減って、お金を貯まり易くなり、部屋がモノでごちゃごちゃすることも減りました。
これからも、モノを買うときは、真剣に向き合って、本当に必要なのか、そのモノを活かせるのか、考える習慣を継続したいと思います。
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