【情報リテラシーを高めたい】『フェイクニュースの見分け方』烏賀陽弘道

こんにちは、かずしいです。

わたしの知識の90%は、漫画とアニメとソース不明のネット記事から成り立っている。

最近、いい年こいたオトナとして、それでいいのか? とちょっと不安になってきた。

ネットの普及で、アクセスできる情報は昔に比べれば飛躍的に増えたが、その中からどうやって“本当”の情報を選別すればいいのか・・・・・・・。

情報の海で溺死しそうだ。

誰か、この情報の海を渡るための、コンパスを提示してくれないだろうか・・・・・?

というわけで、遅蒔きながら情報リテラシーを上げるために、良さそうな本があったので、読んでみた。

それが、烏賀陽弘道・著『フェイクニュースの見分け方』(新潮新書)である。

著者である烏賀陽さんは、元朝日新聞記者で、現在はフリーのジャーナリストとして活動されている。

新聞、雑誌、ネットなど、様々な分野で活躍してこられた記者としての経験から、世の中にあふれる情報・報道の真偽を見極めるための、実践的な手法や思考方法を教唆してくれている。

一例としては、

・Gサーチ(新聞記事等の有料オンラインデータベース)やアマゾンの活用方法

・オピニオン(根拠が示されていない情報)は捨てる

・発信者が不明、匿名(基本的には)、主語が判断できない情報は捨てる

・物事や人物を単純化した言説は疑う

など。誰でも、今日からでも実践できる。

そうした、著者のジャーナリストとしての手法や思考方法も大変参考になるのだが、それと同じくらい、本書の一貫した背骨となっている、著者のジャーナリストとしての姿勢に、月並みな言葉だが感動した。

それは、“真実”に対して誠実であろうとする姿勢である。

例えば、ある一つの事件や出来事についてですらも、神様ならともかく、ちっぽけな人間風情である以上、完全な“真実”を知ることはできない。

しかし、事実を積み重ねることで、“真実”に近づくことはできる。

その事実を積み重ねる過程が、烏賀陽さんにとってのジャーナリズムなのだ、と本書を読んで感じた。

本書を読んだお陰で、おぼろげながら、この真偽ごちゃまぜの(どちらかという偽が多い)情報の海を渡っていくための、自分なりの小さなコンパスを持つことができた気がする。

なんとか難破しないように、コンパスの精度を磨いていきたい。

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