【良質な“物語”に触れる喜び】無職『グイン・サーガ』に手を出す。

こんにちは、かずしいです。

最近、『グイン・サーガ』を読み始めた。

有名な作品なのでご存知の方も多いと思うが、栗本薫先生によるヒロイック・ファンタジー小説である。未完のまま作者が亡くなった後も、他の作家によって書き継がれており、既刊173巻(本編147巻+外伝26巻、2020年7月現在)に及ぶ。

よく行く図書館に特設コーナーがあり、長年気になっていたのだが、先日1〜3巻を借りてきて、2日で読んだ。まだ170巻あるので、まだまだ楽しめる(笑)

私は最近は、ノンフィクションや実用書を読むことが多くて、ファンタジーやSFにはあまり触れていなかったのだが、『グイン・サーガ』を読んで、久しぶりに良質な“物語”に触れる喜びを感じた。

以前知り合いが、「ファンタジーとかSFって、作り物だし、荒唐無稽だから、読む気がしない」と言っていた。

そう思う人もいるかも知れないが、私はその本のジャンルがファンタジーか、SFか、サイエンス・フィクションか、料理本か、といったジャンルによって、分類するのは、読書の本質ではないと思う。

その本に書かれていることが、フィンションであれ、ノンフィクションであれ、読んだ人がどれだけ心を揺さぶられたか、何を感じ、考えたかが、一番重要だと思うからだ。

人の心に働きかけることができる“物語”は、ジャンルを問わず、読み手が手に触れられるような現実感を持っている。

それを読んでいる間、書かれていることは読み手にとって現実だし、登場人物は、現実に生きている人間と変わらない。

そして、『グイン・サーガ』は、そうした現実感を感じさせてくれる、本物の“物語”だと思う。

作者の没後も、多くの人の手によって、“物語”が紡がれ続けていることも頷ける。

これからしばらく、この素晴らしい“物語”に触れることができると思うと、とても幸福な気持ちになる。

どんどん読み進めたい気持ちもあるが、あまり急がず、じっくり付き合っていきたい。

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