4%ルールに基づいた、わたしがリタイアするのに必要な貯金額について、
3.5万円×12ヶ月×25=1,050万円で、キリの良いところで1,000万円だ、
と以前、わたしの株式投資遍歴 で書いた。
3万5千円の内訳は、以下のとおり
・家へ入れる生活費:3万円
・その他:5千円
・・・・・・めちゃくちゃざっくりしてて、すみません。
何度か言及していきたように、わたしは実家暮らしの中年独身女である。
そのため、住居費・水道光熱費・食費(の大部分)は、家に入れる3万円で賄っている。
実家暮らしでリタイアを目指すとか、ただの中年無職じゃね?
というご指摘もあると思う。
ストイックな本物のアーリーリタイア、セミリタイア組からはお叱りを受けそうだが、あくまでわたし個人にとっては、ということで目こぼしして欲しい。
3万5千円は、リタイア後に必要な、最低限の費用だ。
パートで働いている現在、実際かかっているひと月あたりの経費を記すと、
・家へ入れる生活費:3万円
・国民健康保険料:約2千円
・自動車費:約8千円(車検、保険、ガゾリン代などの合計を月割にした費用)
・スマホ代:約1千円(楽天モバイルなので、ほぼポイント払いで実質0円)
・その他(書籍、医療費など):約4千円
・国民年金保険料:全額免除
で、おおそよ月4万5千円で生活している。
しかし、ここには通勤に必要な自動車代が含まれている。
リタイアしたら、自動車は手放すつもりなので、自動車費が0円になる。
それに、収入が今より少なくなって年収98万円以下になれば、健康保険料料も月1千くらいになる。
そうすれば、月3万5千円くらいで、生活できる。
どうしても足りないときは、週1〜2日くらいのバイトをして、生活費を補ってもいい。
本当は月4万あると、余裕があると思うが、そうするとリタイアに必要な貯蓄額が、
4万円×12ヶ月×25=1,200万円 で、200万円も多くなる。
自分の資産形成のモチベーションを保つためにも、引き続き目標額は1,000万円にしていきたい。
以前、ひとり暮らしをしていたときも、家賃を除けば、実質的な生活費は4万円以下だった。
わたしはその額で楽しく生活していたが、人によっては全然足りないし、もっと少ない額で大丈夫な人もいるだろう。
生活費は、家族形態や職業、個人の趣味嗜好などによって、幅がとても広い。
平均値を知ることは大切だ。
しかし同時に、それをそのまま自分に当てはめることは、あまり意味がない。
自分にとって快適に暮らせる生活費の額は、試行錯誤して自分で決めるしかない。
わたしのように、早期リタイアを目指す人でなくとも、自分の生活費を把握することは、これくらいお金があれば大丈夫なんだ、という安心感につながる。
万人にお勧めなので、一度自分の生活費をとことん洗い出してみてほしい。
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