【本当の贅沢】自分にあった気候の場所へ引っ越す

こんにちは、かずしいです。

最近『働かないふたり』17〜20巻のあとがきを読んで、作者の吉田覚先生が、おそらく関東周辺から、沖縄県へ引っ越していたことを知った。

引っ越しのきっかけは、なんとなく受けたアレルギー検査でスギ花粉へのアレルギーが高値だったこと(年々花粉症が悪化していた)、寒さからくる肩こりが悪化していていたこと、と描かれている。

沖縄へ引っ越してみて、肩こりはマシになったそうだが、引っ越し早々に原因不明のアレルギーで目が充血したらしい(笑)

わたしは沖縄に行ったことはない。

沖縄というと、南国、常夏、すごく暑い、というイメージだった。

吉田先生によると、暑いことは間違いないようだ。

(むしろ“熱い”、日中は日差しが強くて出歩けない)

しかし、猛暑日はないとのこと。

確かに、40度超えとかになる最高気温のランキングを見ると、群馬県とか静岡県とか新潟県とかが上位である。

また、あとがきを読んで初めて知ったのは、沖縄は昼と夜との寒暖差が小さい、ということだ。

例えば、一日の最高気温が30度、最低気温が25度というように、寒暖差が5度くらいの日がほとんど。

また、一日中28度、というように、同じ気温であることもめずらしくないらしい。

外気温が一日中同じって、本州で暮らしていると、ちょっと想像できない。

吉田先生は、寒暖差に弱く、沖縄に引っ越す前は、日が暮れると手足が冷え、顔がほてるという不快な症状があったそうだ。

おそらく、自律神経の調節が弱いためだと思うが、そんな吉田先生のような体質の人には、寒暖差が少ない沖縄のような気候はもってこいかも。

ただし、天気はコロコロ変わるので、気圧差に弱い人には地獄かも、と付け加えていた。

なかなか万人に完璧な場所って、ないものだ。

わたしは、吉田先生がご自身の体質に合った気候の場所に引っ越したことを知って、なんて贅沢なんだ!と思った。

漫画家という、仕事場を選ばない職業だからできたことではある。

しかし、そこを差し引いても、本当に贅沢なことだ。

年収1,000万円超えの、いわゆるエリートサラリーマンより、はるかに贅沢な暮らしだと思う。

エリートサラリーマンたちの大部分は、大企業が集中している東京かその周辺、または会社の辞令による転勤先に住むしかない。

重度の花粉症であっても、勤務地がスギ花粉が乱舞する地域なら、その場所で生きるしかないのだ。

そんな暮らしは、たとえ平均より可所得分が多くても、「贅沢な暮らし」とは思えない。

自分の体調に環境をあわせるという選択肢、自由がないからだ。

結局、本当に「贅沢な暮らし」というのは、自分の体調や価値観にあった場所や生き方を選べる自由があること、裁量権があることだと思う。

現代社会では、その自由の大部分は金に依存しているので、金が大切なことは間違いない。

しかし、たとえ高収入を得ていても、サラリーマンである以上、暮らす場所を選ぶという自由は大幅に制限される。

その人が「贅沢な暮らし」をしているかは、年収だけでは測れない。

資産も含めて、自分の人生に対する裁量権がどれくらいあるか、が本当に大切な基準なのかもしれない。

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