【新型コロナ感染者を、施設内で看るのは無理】神戸市の老健で、入所者25人が新型コロナ感染で死亡したニュースを読んで。

こんにちは、かずしいです。

神戸市内の介護老人保健施設「サニーヒル」で、新型コロナウイルスの大規模クラスターが発生し、入所者97名と職員36名、合計133名が感染し、4月から5月7日までに25人が死亡した

というネット・ニュースを読んだ。

死亡者25人中23人は、入院調整中に亡くなったそうだ。

つまり、入院を申請しても、入院できるベッドがなかったということ。

医療を受けることができずに亡くなったのだから、完全に医療崩壊である。

私は、看護師になる前にグループ・ホームで働いていたことがある。

老健とは形態が違うが、どちらも入所者はほとんど認知症の高齢者だ。

グループホームは生活の場だし、

老健は(名目は)病院で治療後の高齢者が、在宅に復帰できるように支援する施設である。

どちらも、疾患の治療ができる設備や人員は、そもそも配置されていない。

そんな場所で、コロナに感染した、認知症かつ介護度の高い高齢者を、看られる訳がない。

本来、感染者が一人でも出たら、感染拡大しない内に、患者の重症度にかかわらず、

感染症病床のある病院に入院させるしかない。

だが、そもそも神戸市には、そして現在医療崩壊している大阪市もだが、

新型コロナ患者用のベッドが、病院が、全く足りていない。

東京だって、その他の自治体だって、それは同じこと。

これから、日本中の施設で同様のケースが多発しても、おかしくない。

治療を受けられずに死亡するのなら、それは新型コロナへの対策を怠ったことによる人災だろう。

入院できずに亡くなった入所者さんはもちろんのこと、

自身も感染の危険に晒されながら、毎日のように入所者が亡くなっていく絶望的な状況に追い込まれていた看護師や介護士など、現場のスタッフの方々のことを思うと、本当にやるせない気持ちになる。

私だったら、やっていられなくて、逃げ出していただろう。

同じような事態は、1年以上前に、北海道の施設でも起きていたのに。

これ以上、同じ失態を繰り返すつもりなのだろうか?

こうした悲惨な事態が繰り返されるは、そもそも新型コロナ感染の抑制に、

日本がずっと失敗し続けているからだ。

そんな状態にも関わらず、

菅さんも、小池さんも、橋本さんも、丸川さんも、バッハさんも、

さらなる感染拡大の引き金になると世界中から危ぶまれている東京オリンピックを、

本気で開催できると思っているのだろうか?

彼らに、軽々しく口にする“安心・安全”という言葉の意味を、真剣に考えてみて欲しい。

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