【個人にとっての最善の道は、家計を守ること】『「世帯分離」で家計を守る 社会保障費を節約する方法[改訂版]』 太田哲二・著

こんにちは、かずしいです。

本日紹介したいのは、

『「世帯分離」で家計を守る 社会保障費を節約する方法[改訂版]』(太田哲二・著、中央経済社)

だ。2013年に出版された本の、改訂版になる。

この本の主旨は、タイトル通り、「社会保障費をいかにして減らすか」。

セミリタイアするにおいては、年金保険料や健康保険料などの社会保障費である税金をいかに減らすかが肝になるので、大変参考になる。

もちろん、保険料が高額で支払いが苦しい、親の入院費・介護費用で家計が火の車、といったお悩みのもつ方々も一読の価値あり。

この本に提示されいる、社会保険料を減らす方法は、ずばり、「世帯分離」することだ。

基本的に、社会保障費は、高所得世帯から低所得世帯に移行するば低くなる。

そのための手段が、「世帯分離」なのだ。

一部の例外はあるが、基本的には「世帯分離」によって社会保障費が減少(場合によっては激減)する場合が多い。

私の個人の場合も、親と同居しているが、親とは別世帯。自分が単独の世帯主だ。

同居しているのに、別世帯になんてできるの??

と思う人もいるかもしれない。

しかし、世帯とは、「居住及び生計を共にする者の集まり」のこと。

生計が別なら、世帯も別にできる。

私は、家に食い扶持を入れる他は、税金の支払いも、娯楽費も、自動車の維持費も、自分の支払いは自分持ちなので、「生計は別」である。

生計を共にしないから、別世帯→結果的に低所得世帯になって、社会保障負担が軽減する→自分の家計が守られる

という流れ。

私が「世帯分離」したのは、セミリタイアを意識する以前のことだった。

(たしか、改正版以前の同著を読んで知ったのがきっかけ)

親の世帯に入っていると、親の所得と合算されて社会保険料が決まるので、社会保障費が高くなる。

自分で社会保障費を払うのだから、自分の所得を基準にしたい。

自分の以外の人の所得を勘定に入れるのは、なんか気持ち悪い。

という思いからだった。

勤労意欲が低く、貧乏セミリタイアした今となっては、さっさと「世帯分離」しておいて良かったな、と思う。

社会保障費(税金)は、年貢ではない。

応能負担は必要だが、社会保障費を支払うために個人の家計が逼迫し、貧しくなっていては本末転倒だ。

著者が作中で引用していた言葉に、

 汝自身の家計を整えよ。それが私たち全員にできる最善の道である。

というものがあった。ブルクハルト(1819〜97)、スイス・フランの最高額面紙幣1,000フランの肖像画になっているスイスの歴史学者の言葉だそう。けだし名言だと思う。

先に麻生財務大臣は、

「20年度の税収が過去最高になった! だから景気は悪くない!」(意訳)

などと息巻いていたけど、消費税を8%から10%に上げたのだから、税収が増えるのは当たり前だ。

コロナ禍に加えて、長年の構造的な不況で、家計の可所得分は右肩下がりなのに、何言ってんだろ、と思う。

税収が上がっても、多くの国民の家計が苦しければ、それが豊かな国と言えるだろうか?

本書の知識を活用して、私のように必要なら「世帯分離」をし、家計防衛に役立ててもらいたい、と思う。

*「世帯分離」の方法は、とっても簡単。役所の窓口で、手続きするだけ。手数料は無料。

詳しくは、窓口で訊けば説明してくれる。方法も本書に記載されているので、一読されたし。

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