・歯ブラシだけでは歯垢を取り切れない。デンタルフロスが必要
・定期的に歯科検診に行こう
・デンタルケアは費用対効果が高い
こんにちは、かずしいです。
スキンケアやメイクにはとことん金も手間かけないわたしだが、金と手間を惜しまないことがある。
それは、歯のケアだ。
きっかけは、高校生のときに虫歯で歯医者にかかったことだ。
その歯医者さんは、できるだけ麻酔を使わない方針だった。以前そこにかかった高齢の患者が、麻酔で血圧低下を起こし救急搬送になったことが原因らしい。
その方針に従い、わたしも麻酔なしで歯を削ったのだが、もちろんめちゃくちゃ痛かった。リスクはあっても麻酔はしっかり使ってもらいたかった。
というわけで、二度と虫歯で痛い思いをしたくないと思ったわたしは、デンタルケアについて調べるようになった。まずは、毎日の歯磨きの見直し。そして、歯に不調がなくても、定期的に検診に行くことにした。
20代前半の頃、定期検診に行った歯科医院(麻酔なしで治療したところとは別の病院)で、上の前歯の間にうすく黒ずみがあり、虫歯になりかけていることを指摘された。
わたし「ひいいいい〜、しっかり歯磨きしてたのに、どうして〜」
先生 「歯磨きだけだと、歯の間の歯垢は取りきれませんよ。デンタルフロスを使いましょう」
わたし「デンタルフロス??」(昔、おとんが一時期使ってたのを見たことはあるけど・・・)
というわけで、先生に勧められて、デンタルフロスを使い始めた。
それに加えて、上前歯の間の虫歯は、ごく初期だったこともあり、削らずに済んだ。
それ依頼、デンタルフロスを10年以上使用している。また、半年に1度歯科医院での定期検診とクリーニングを受けている。
たとえ日常でのデンタルケアが完璧でも、取り切れない歯垢や色素沈着はあるし、加齢などによって口腔内環境は変化するため、痛みや不調を感じなくても適期検診は必要だ。
その成果があってか、10年以上虫歯や歯周病にはかからずに暮らしている。
日本人は、デンタルフロスの使用率が欧米に比べて低く、20%程度しかないそうだ。
歯ブラシによるブラッシングだけでは、歯垢や食べかすは取り切れない。
ブラシは歯の間や、歯が重なっている場所には入り込めないからだ。
歯垢の除去率は、歯ブラシのみが61%だったのに対し、歯ブラシ+デンタルフロスでは79%と、
20%近い差がでる。
(歯間ブラシの歯間部のプラーク除去効果(日歯保存誌、48、272(2005年))
歯磨き粉のCMはよくテレビで見かけるが、もっとデンタルフロスの普及を促した方が、虫歯や歯周病の予防効果が大きいと思う。
わたしが歯のケアと検診に金と手間を惜しまないのは、費用対効果がとても高いからだ。
実施すれば必ず効果がでるし、歯と口腔内が健康だと、食べることや話すことがストレスなくできる。
どんなに金や暇があっても、歯が痛かったり、食事が快適に取れなかったりしたら、幸せな状態とは言い難い。
それに、虫歯や歯周病になってから治療しようとすると、金も時間も大量にかかることになる。
それを考えると、予防のために定期検診に行ったり、デンタルフロスを日常的に使用することなどタダみたいなものだ。
セミリタイアを目指す者として、余計な出費は控えなくてはならない。
セミリタイアに興味がない人でも、歯ブラシ+デンタルフロスの使用と、定期的な歯科検診は生活の質を上げてくれるので、非常にお勧めである。
もし、1年以上歯医者に行っていないなら、この記事を読んだらすぐに近所の歯医者を予約してくれ。
ちなみに、わたしが使用しているフロスはこれ。
ちょっと高いが、繊維が細かいため歯にピッタリと密着し、歯垢がスッキリとれる。
もしお勧めのデンタルフロスがあれば、教えてもらえるとありがたい。
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