こんにちは、かずしいです。
2021年始めに、今年の目標をブログに上げた。
その中のひとつに、サウナに行ってみる、というものがあった。
きっかけは、phaさんが著作の中で、37歳のときにそれまで苦手意識があったサウナに挑戦してみて、以降サウナにハマったという話を読んだこと。
phaさんも読んでいた、『マンガ サ道』(タナカカツキ著・講談社)や『湯遊ワンダーランド』(まんしゅうきつこ著・扶桑社)を読んで、サウナについて予習した。
その中で気になったのが、「ととのう」と呼ばれる現象のこと。
サウナと水風呂を何回か繰り返した後、体を拭いて椅子やベンチで休憩しているときに訪れる、「サウナトランス」ともいわれる状態。
こんな感じになるそうな⬇

医学的には、
サウナの熱さで身体に負荷がかかり、交感神経優位になって血中アドレナリン濃度が上昇する。
暑さが我慢の頂点になり交感神経の働きも頂点になった後、水風呂に入ると今度は水風呂の冷たさで体に負荷がかかって、交感神経優位のまま。
水風呂から上がって外気浴をすると、今後は負荷がなくなって、ほっとして副交感神経優位に自律神経が切り替わる。
自立神経は副交感神経に切り替わっても、血中のアドレナリン濃度が代謝されて半減するまでに2分間かかる。
つまり、この2分間は、副交感神経優位によってリラックスしているけれど、アドレナリン濃度は高くて興奮している、という、日常ではあり得ない状態になっている。
それが、「ととのう」の正体であるようだ。
読んだときは、正直、ホントにそんな風になるのか?と思ったが、自分でも経験してみたい、と思っていた。
だが、私の住む田舎では、サウナが近くにないことに加えて、コロナ禍であることもあって、2021年が半分以上過ぎた現在でも、サウナには行けていない。
しかし、最近、おそらくその「ととのう」に近い状態を体験した。
最近買ったフィットネスバイクを30分続けて漕いだ後、汗だくになったので、すぐに冷水のシャワーを浴びたときのこと。
はじめは冷たかったのだが、だんだん慣れてきて気持ちよくなってきた。
全身を冷水シャワーで流した後、体を拭き部屋着を着て、椅子に座って水を飲みながら休憩していた。
するとすぐに、全身がじんわり温かくなって、体の力が抜けて、でも頭はスッキリ冴えている、という、不思議な、しかし心地よい状態になった。
その状態は、1〜2分くらいだったと思うが、後から考えるとサウナで「ととのった」のと近い状態だったのではと思う。
この時の私は、推測するに、フィットネスバイクを汗だくになるまで漕いで冷水シャワーを浴び、交感神経・アドレナリンMAXになってから、休憩し副交感神経優位に切り替わってかつアドレナリンが残っている、という状態だった。
これは図らずも、サウナ→水風呂→外気浴を行った後と、ほぼ同じ状態だったのだろう。
それを確認するために、いつか一度は、サウナにも行ってみたいかも。
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