こんにちは、かずしいです。
髪型に全く思い入れのないわたしだが、昔から不思議に思っている用語がある。
それは、「ストレートパーマ」だ。
「パーマ」は「パーマネントウェーブ」の略語。
パーマネントウエーブ(permanent wave)とは、毛髪に化学反応を用いて人工的な縮毛を形成する美容技術、もしくはそれによって得られる髪型のことである。略してパーマ(perm)と呼ばれることが多い。
ヘアーアイロンやヘアドライヤーで作る一時的なウェーブに対し、水に濡らしても「永久的(permanent)に形の崩れないウェーブ」という意味から生まれた。
引用:ウィキペディア
「パーマ」=「ウェーブ」
それを「ウィーブ」の逆の意味の「ストレート」と結びつけることに、違和感がある。
いや、「パーマネント」の部分のみ意味として使用しているから、それでいいのか??
それはさておき、わたしは、
くせ毛よりストレートヘアが美しい!という価値観も、昔から理解に苦しむ。
遺伝的には、くせ毛の方が顕性遺伝だし、日本人でもくせ毛の人の多数派だ。
そのせいで、希少価値のある直毛に憧れがあって、「ストレートパーマ」という商売が成立しているのかもしれない。
わたし自身は髪質は直毛だが、優越感は全くない。
むしろ、直毛って、動きがなくてつまらないと思っている。
高校のときに、同級生に、ふわふわなくせ毛の女の子がいた。
その子の雰囲気と髪質が合っていて、すごく素敵だな、と思っていた。
しかしある日、ストレートパーマをあててきて、その個性が消えてしまった。
むしろ、もともとくせ毛だったものを無理やりストレートにしたので、髪も傷んでいた。
もったいないことするなあ、と思った。
もちろん、髪型は本人の自由だし、その子自身が満足しているなら他人がとやかく言う必要などない。
わたしも、自分の意見を口に出して伝えたりはしなかった。
でも、やっぱり元のくせ毛の方が、似合っていたし、素敵だったと思う。
自分にないものを求めるのは人間の常。
隣の芝生はいつも青く感じるものだ。
自分にないものを得ようとして、お金や労力を使ったりすることを否定する訳ではない。
しかし、自分が持っているものを、もっと磨いていく、突き詰めていく方が、よりその人らしい魅力に繋がるのではないだろうか、と思う。
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